マンションの大規模修繕にかかる費用

マンションの大規模修繕工事は、マンションの規模にもよりますが、かなり高額な費用が一度に発生することになるので、しっかりと計画的に資金の積み立てをしておかなければ、資金不足に陥ってしまうことになります。長期的な大規模修繕計画は多くのマンションで立案されていることが考えられますが、時期を見て定期的に見直しを行っていかなければ実効性のあるものとはならないでしょう。建設コストも時期ごとに違いが出てくるので、工事を行うタイミングなども精査することが大規模修繕工事にかかる費用を抑えるためには必要になってくるでしょう。マンションの住民で組織する管理組合の理事会などが工事を協議して決定することになりますが、素人が担当していることも多いので、管理会社からのアドバイスは非常に重要になってきます。

効率的な大規模修繕には適切な点検が重要

大規模修繕計画では、建物の屋上防水や外壁の補修、設備系統の修繕などが行われることになりますが、それぞれ耐用年数に違いがあるので、一度に工事を行うことはないでしょう。工事を行うタイミングを上手に計画することで、費用負担を分散させることができるでしょう。設備配管などは、経年劣化によって割れなどが発生してしまうと、住戸内に被害が発生してしまう可能性があるので、きちんと定期的な点検を行い、タイミングをしっかりと見極めて早めに行うことが重要となります。屋上防水工事なども、経年劣化によって、防水に支障が出てしまうと、最上階の住戸内に雨水が漏れてしまうことになるので、きちんと点検は行っておくことが必要です。効率的な修繕工事を行うためには、費用は掛かりますが、適切な点検は非常に重要なものとなるでしょう。

外壁のタイルの点検も落下防止には重要

外壁部分は、外観を損なうだけではなく、タイルなどの落下によって、住民や近隣の人たちに大けがをさせてしまうリスクがあるので、きちんと定期的に点検をすることが重要です。できれば精密に打診による点検を行うことも重要ですが、外部足場などを設置することが必要になってしまうので、他の大規模修繕工事と一緒に行うことで仮設工事費用を節約することができます。精度は少し下がるかもしれませんが、赤外線カメラを使って、タイルの浮きなどを診断する方法もあり、そういった方法も費用削減には効果があります。マンションの大規模修繕工事は、膨大な費用が掛かってしまいますが、必要な工事を怠ってしまうと、建物の劣化が早くなってしまい、資産価値にも影響をしてしまうことになるので、適切な時期を見極めて行っていく必要があります。